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オマハカダバーキャンプ2018 PAOO編

活動報告

ノートン教授によるPAOO(加速矯正)のための臨床解剖学実習

会場:クレイトン大学
日時:2018年6月8~10日

開催概要

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予知性の高いPeriodontally Accelerated Osteogenic Orthodontics (PAOO:加速矯正)には欠かせない口腔顎顔面の臨床解剖学及びCT読像を3日間でマスターするコースです。
講師は世界7ヶ国語に翻訳され、世界的ベストセラーであるネッター頭頸部・口腔顎顔面の臨床解剖アトラスの著者であるノートン教授、画像診断のプロフェッショナルのベン教授、更に今回はPAOOの第一人者であるボストン大学歯周病科のディバート教授、宮本教授とPAOOの連携を行っている米国矯正歯科専門医であるキム先生らでした。
講師陣等による講義(CTの読像、臨床解剖学、PAOO、PAOOの矯正科の観点から)やカダバー実習が集中的に3日間で効率的に行われました。また、参加した中嶋先生にも症例発表をして頂き、ディバート教授と活発なディスカッションとなりました。3日間という短い期間でしたが、PAOOの経験が豊かな先生から初心者の先生までどのレベルの先生にとっても、予知性の高いPAOO関連外科処置を行うために重要な頭頸部解剖学とCT読像についてのエッセンスが凝縮されていました。

感想文

宮井崇宏先生

2017年に続き2018年も連続して受講させて頂きました。最高に良かった点は、ディーバート教授からの直接のレクチャーが受けられたことです。ピエゾシジョンの世界的権威から直接のレクチャーを受けられたのは最高でした。
解剖実習ですが、今年もさすがはノートン教授というような有歯顎の非常に勉強になるカダバーばかりで大変、手技的なところが勉強になりました。
2019年に完成するクレイトン大学の新校舎や新築する宮本先生のオフィスも見てみたいと思っています。
今年もお世話になり、主催者の築山先生・宮本先生ありがとうございました。

松本ゆみ先生

宮本先生、築山先生、ノートン先生、ベン先生、Dibart先生をはじめ、野間先生、ベッキー、その他のスタッフの皆様大変お世話になりました。大変得る事の大きい素晴らしいコースでした。講義はとてもわかりやすいもので、質問にも丁寧に答えてくださいました。どの講義も臨床に直結していたのがとてもよかったです。
講義室の環境も素晴らしく、学生のような気持ちで過ごせました。コーヒーや冷たい飲み物が豊富にあったのも助かりました。
カダバー実習はノートン先生の実習が素晴らしいのは言うまでもないのですが、PAOO実習も素晴らしく、やることが盛りだくさんであっという間でした。でもあれ以上長いとしんどくなるので私はあれくらいの時間が丁度よかったです。上顎、下顎とも十分練習させていただきました。
期間中楽しく、気持ち良く過ごせたのも先生方、スタッフの皆様のお人柄の素晴らしさによるのだと思います。親切におもてなしいただきまして、本当にありがとうございました。

中嶋亮先生

とても有意義で実りのあるコース内容でした。
ノートン教授、宮本教授、築山先生のお人柄も素晴らしいと感じました。
宿泊、移動についても満足しております。
来年は参加できないと思いますが、再来年以降で機会があればまた是非参加させて頂きたいですし、知人にも紹介したいと思います。
講義内容のボリュームも丁度良いと感じました。
あまり詰め込みすぎても消化不良になりますし、私としては大満足です。
図々しくもプレゼンの機会も与えて頂いた事に深く感謝しています。

山田邦彦先生

私は、昨年のインプラントのカダバーコースにも参加しました。私は矯正治療を専門にしていますが、より良い矯正治療を求めていくと外科の知識や、顎顔面領域の解剖の知識が必要不可欠です。昨年にコースの募集を見た時、まさに自分が求めているものだと思い参加に至りました。昨年のコースに参加して改めて解剖学の大切さを感じ、もっと勉強したいという気持ちが強くなった事、そして今年はPiezocisionとPAOOのコースになるという事を聞き迷うことなく今年のコースにも申し込みました。
このコースは本当に充実した良いコースだと思います。ノートン先生の講義も非常に丁寧でわかりやすく、カダバー実習前に知識の復習になり実習での視点も増え非常に勉強になりました。カダバーも非常に新鮮でPiezocisionとPAOOの実習は、実際の患者と同じ状況で緊張感を持ち臨むことが出来ました。今回は、ディバート先生とキム先生の講義も入り非常に充実した4日間になりました。本当にありがとうございました。

山根延仁先生

初めてのカダバーキャンプでかなりドキドキしていましたが、実際に受けてみて大変勉強になりました。
スピード矯正の方達の学ぶ意欲なども刺激的でした。
今回はPAOO編ということで、新たな知識として学べて何よりでしたが次回はインプラントや歯周外科など臨床に直結できる実習もしたいと思いました。

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