開催にあたり
Director 築山鉄平
PHIJベーシックコースは「GP、歯科衛生士が押さえておくべき歯周病学とインプラント学」として2014年に産声をあげました。
その根底の哲学には「メディカルトリートメントモデル」という歯科医療モデルがあり、そのモデルを地域医療にどう根付かせて行くのか、都市部の診療所にどう根付かせて行くのか、その価値を患者さんにどう伝えて行くのか、その意義をどう社会に伝えて行くのかを受講される歯科医院のみなさんと一緒に成長する良きプラットフォームとして機能してきたように思います。
ベーシックコースという学びのプラットフォームは常に新しいスタイルと成長を求められており、私たちは2020年度の第八期から新しい形で生まれ変わります。今までのペリオドントロジーの網羅とともに、新たにカリオロジーの基礎をしっかりと導入した予防歯科医療を主旨とした5ヶ月のコースになります。
2022年からは東京、名古屋、福岡の3拠点として同コースの開催を予定しております。多くの歯科医院が結果にコミットすることを前提にしながらも、自院や地域の特性を理解した予防歯科医療哲学を導入していただけるまたとない機会となっています。ぜひご期待ください。
スケジュール概要
- 第1回・東京2022年10月16日(日)
2022年10月17日(月) - ・メディカルトリートメントモデルの実践(講義・デモ)
・PHIJ卒業医院発表
・その先にある歯科医療の展望
- 第2回・東京2022年11月13日(日)
2022年11月14日(月) - ・カリオロジー①②病因論
・ペリオドントロジー①病因論
- 第3回・東京2022年12月18日(日)
2022年12月19日(月) - ・カリオロジー③非外科的治療
・カリオロジー④検査
・ペリオドントロジー②Phase 1 Therapy
(歯周初期治療)
- 第4回・東京2023年1月22日(日)
2023年1月23日(月) - ・カリオロジー⑤外科的治療
・ペリオドントロジー③治療計画とメインテナンスの
サイエンスとアート
・受講医院症例発表
- 第5回・東京2023年3月19日(日)
2023年3月20日(月) - ・カリオロジー⑥小児歯科におけるカリオロジーの
応用
・予防歯科に立脚した現代社会における歯科医療の未来像
・受講医院今後の展望発表
※第1回1日目終了後に懇親会、第5回1日目終了後にサーティフィケート授与パーティを予定しております。
カリキュラム内容
個別化された予防歯科医療を導入するためのカリキュラム
- ・メディカルトリートメントモデルの実践
(エビンデンスベースのカリオロジーと
ペリオドントロジーを徹底的に) - ・その先にある歯科医療の展望
- ・PHIJ卒業医院発表
- ・受講医院症例発表
- ・受講医院今後の展望発表
カリオロジー
カリオロジー①病因論
定義、歴史、pH
カリオロジー②病因論
細菌、唾液、糖、食生活、キシリトール
カリオロジー③非外科的治療
セルフケア:
ブラッシング、フッ化物(歯磨剤、洗口剤)
プロフェッショナルケア:
フッ化物塗布、シーラント
カリオロジー④検査
視診、X線診査、触診、分類、リスク評価
カリオロジー⑤外科的治療
介入時期、介入方法、齲蝕除去法、生活歯髄療法
カリオロジー⑥小児歯科におけるカリオロジーの応用
ペリオドントロジー
ペリオドントロジー①病因論
診査診断(旧分類、新分類)、予後判定、Page and Kornman病因論、
リスクファクター、リスクアセスメント、歯周病と全身疾患臨床における応用
ペリオドントロジー②
Phase 1 Therapy(歯周初期治療)
Phase 2 Therapy(歯周外科:APF, CL, GTR, FGG, CTG)
ペリオドントロジー③
治療計画とメインテナンスのサイエンスとアート、
予防歯科に立脚した現代社会における歯科医療の未来像
開催場所
第11期 東京
詳細が決まり次第ご案内いたします。
コース開始・終了時刻
コース時間は以下の通りとなります。ただし、変更する場合がありますのでご了承ください。
その際は事前にご連絡いたします。
- コース1日目 10:00~18:00(昼休憩 1時間)
- コース2日目 09:00~16:30(昼休憩 1時間)
コース費用
770,000円(税込)/銀行振込/振込期限:申し込み後1ヶ月以内
※コース受講料に含まれているもの
①研修費用
②研修期間の昼食代、及び軽食、飲料費用
③通訳人件費
※コース受講料に含まれていないもの
①セミナー受講期間中の宿泊交通費
②懇親会費
③サーティフィケート授与パーティ参加費
定員
12医院/各医院 Dr.1名、DH2名まで参加可
第11期 東京 お申し込み
満員御礼